2010年09月19日

自分でPDCAを回させる

PDCAを自分で回せるようになると、新人は次第に、教わる人からの情報だけでなく、自らに入ってくる情報すべてから判断するようになります。
これが「学び上手」です。
こうなると、教える側もいちいち指導する手間はなくなります。


●教える方もPDCAを意識する

新人に教える前にどうやってるかを本人に考えさせる(Plan)、やらせてみる(Do)、その結果を評価する(Check)、次に何をするのか(Act)、本人に考えさせるという「質問コミュニケーション」を通じて、自分自身がPDCAを回せるように手助けするといいでしょう。

また、その指導法の中に、教わる側からの報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を確実にすることも忘れないでください。

仕事は組織で進めるものですから、そこはきっちと教えましょう。

新人には、何かをやる前には相談させ、やっている時とやった後には報告・連絡させることを義務づけます。


●ポイント

*新人に教えるべきは「PDCAの回し方」

*教え方にもPDCAを意識し、ホウレンソウを徹底させる


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2010年07月31日

OJTで仕事を教える方法  (1)

仕事を教えるとは、学び方を教えること。

新人を教える際の最終ゴールは「学び上手な人材」の育成です。
私たちがいちいち教えなくても、自ら学び成長してくれる。
そういう自立・自律型人材を育てていくのが、教える側の最終ゴールです。
そのためにも、教わる側が「なんでも教えてもらえる」と依存心を抱いたり、受け身の姿勢になったり
しないように注意して教える必要があります。
相手が学ぶことを手助けする。それが本当の教え上手です。

よくないのは、ただ知識や仕事の進め方を教えることに注力してしまっているケースです。
こうなってしまうと、毎日教えることが数限りなく発生し、その労力のわりに新人が一向に戦力化し
ません。

新人を一人前にするとは、担当してもらうべき仕事を完全に任せられる状態にするということですが、
これは自分でPDCA(Plan-Do-Check-Act)を回せる状態と言い換えることができます。

自分で考え行動できるビジネスパーソンは、PDCAを自分で回せる人材です。
自分で目標・計画を立て(Plan)、実行し(Do)、振り返り(Check)、改善行動を行う(Act)という
ふうに、自分で仕事を管理し、PDCAを回しています。

先輩が新人に教えるべきなのは、このPDCAを回す思考パターンそのものなのです。
そして、それを側面から支援し、新人のうちからPDCAが回せるようになることを目標に習慣づけを
していくのです。





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